ALBERT BOVER / アルベルト・ボベル A PARISIAN AFFAIR

アルベルト・ボベルはスペインのバルセロナ出身のジャズピアニストで、現在はパリに住んでいます。バルセロナとニューヨークでクラシックピアノをソフィア・ロゾフに師事、またジャズはフレッド・ハーシュ、バリー・ハリス、サル・モスカ、ジャッキー・バイアードに師事しました。フラメンコミュージシャンとのプロジェクトにも参加するなどその活動は多岐にわたり、2000年代には度々、日本でも演奏しています。スペインのほぼすべてのジャズフェスティバルに参加するなど、国民的なミュージシャンとして親しまれ、ヨーロッパ、モロッコ、南米と広域に渡って活動しています。また現在はカタルーニャ音楽大学 (ESMUC) のジャズ部門で教授として、他にも多くの学校で教鞭を執るなど、若手の育成にも力を入れています。今作には愛娘へのオリジナル作品「マイアのための歌」に加え、サックス奏者、サム・リヴァースの"サイクリック・エピソード"、同じくサックス奏者ウェイン・ショーターの"ピノキオ"のカバーが収録されています。