Frank Wess/フランク・ウェス The Paris Barcelona Swing Connection

フランク・ウェスはカウント・ベイシー楽団での活躍でジャズ史に名を残す巨匠です。一時期は秋吉敏子＝ルー・タバキン楽団にも在籍、自らも楽団を率いるなど、とくにビッグ・バンド演奏に定評があります。このアルバムは、久しくビッグ・バンドから遠ざかっていたウェスが吹き込んだ、ファン待望のオーケストラ作品です。彼のサックスとフルートをサポートするのは、スイングするジャズを限りなく愛するパリとバルセロナの若手たち。力強くブロウするウェスと、艶やかなビッグ・バンド・サウンドは最高の相性を記録しています。有名なベイシー・ナンバー(3)が、ワルツとして生まれ変わっているのも見逃せません。ベテランと若手の心暖まるコラボレーション。まさしく、Fresh Sound New Talentの名企画のひとつです。 ジャズ輸入盤CD