ヨーロッパ・ジャズ界に光り輝く'2人のアンドレア'が残した力作がこの1枚です。ピアノのアンドレア・レバウデンゴは1972年生まれ。幼い頃から数々のコンクールに入賞した神童でした。現在もジャズ活動と並行してクラシック畑でのパフォーマンスも続けており、バルトーク、ストラビンスキー、ミヨーの研究でも知られているとのことです。ギターのアンドレア・メナフラはソロからオーケストラまで幅広いフォーマットで活動し、甘い音色と卓越したアドリブ・プレイは同業者からも一目置かれています。そんなふたりのデュオが本作なのですが、決してアカデミックなところはなく、非常に暖かく、メロディアスな世界が展開されています。BGMとしても、末永く愛されそうなサウンドです。 ジャズ輸入盤CD