Jacob Teichroew Quintet/ジェイコブ・タイクロー・クインテット Tableaux

彼自身のホームページによると、名前は“タイクロー”と読むそうです。ブルックリン生まれのサックス奏者、ジェイコブ・タイクローの初リーダー作です。クラシックとジャズ奏法のサックス奏法を学び（ジャズではアントニオ・ハートに師事）、ヴィジェイ・アイヤーにも師事。一部ミュージシャンの間では早くから才能が評価されていました。この作品は彼のサックス奏法、作曲、編曲が存分に味わえる内容で、今後彼が沢山のアルバムを発表したときでも、必ず振り返られる原点に位置するものといえましょう。タイトルは「キャンバス画」という意味。色彩感ゆたかなアンサンブルが、ジェイコブ・タイクローの明るい未来を感じさせてくれます。 輸入盤ジャズCD