Pawel Wszolek/パウェル・ヴゾレク Choice

アンナ・マリア・ヨペクを筆頭に、ピョトル・ヴィレジョウ、マルチン・ヴァシレフスキなど多くの才人でにぎわうポーランドのジャズ・シーン。1991年生まれのベーシスト、パウェル・ヴゾレクも目覚ましい注目を集めるひとりです。ジャズ・ミュージシャンとしてのキャリアはまだ浅いようですが、クラシックの強固なバックグラウンドに培われたテクニック、そして曲作りの才能はヨーロッパ・ジャズならではの輝きを放っています。サイドメンとのインタープレイも緊密であり、2010年代に生まれた欧州ジャズ名盤のひとつに数えられることでしょう。