MICHAEL FEINBERG/マイケル・ファインバーグ HARD TIMES

西部劇のサウンドトラックのようなジャケットですが、内容はゴドウィン・ルイス、オリン・エヴァンス（ザ・バッド・プラス）、ノア・プレミンジャー、ジェフ・テイン・ワッツ、さらには巨匠ランディ・ブレッカーも参加する、とてもスケールの大きなオールスター・セッションです。彼らを率いるマイケル・ファインバーグはアトランタ出身のベーシスト。かつてスティープルチェイスからデイヴ・リーブマンを迎えたリーダー作を出していましたが、このフレッシュ・サウンド・ニュー・タレント盤でベースと作編曲の才能は遂に完全開花したといっていいでしょう。マッコイ・タイナーの名曲（4）が、ラテン・ジャズにアレンジされているのも聴きどころです。