朝露の輝きを思わせるデュオ作品です。サックス奏者のハリー・ソカルは1954年生まれ。ジョン・コルトレーン以降の世代の最も重要なサックス奏者としてヨーロッパ・ジャズ・シーンで絶大な支持を受けています。20代の頃からウィーン・アート・オーケストラやアート・ファーマーのグループで演奏。その後もデイヴ・ホランド、アート・ブレイキー等と共演しています。ピアニストのウォルファート・ブレデローデはソカルよりも2世代下のアーティストで、ECMにも録音の経験があります。「まるで水が漂っているようなピアノを弾く」とオランダの新聞で絶賛されたとおりの、穏やかなサウンドが特徴です。ソカルの動、ブレデローデの静、それらが見事に融合したデュオの世界をお楽しみください。 ジャズ輸入盤CD