Andrea Rea Trio/アンドレア・レア･トリオ Arioso

2010年の自主制作盤「White Room」が日本でも大評判。新作が待ち望まれていたアンドレア・レアが、ついに会心作を届けてくれました。ベースのダニエレ・ソレンティーノは「White Room」にも参加していた、アンドレアの片腕というべき人物。二人の息の合ったコンビネーションに、ステファノ・コスタンソの軽妙なドラムスが加わり、実に幻想的で拡がりのあるピアノ・トリオの世界が展開されます。「White Room」のタイトル曲を再演しているのも、大きなセールス・ポイントといえましょう。しかも今回は、エルビン・ジョーンズらとの共演で国際的な名声を博すステファノ・ディ・バティスタがゲスト参加。（3）で、このうえなく美しいソプラノ・サックスを聴かせてくれます。